前回の記事で、2021-2022シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキングをチェックしましたが、今回はUEFAクラブランキングを見てみたいと思います。
本記事では、UEFAの公式ホームページの8/14時点のデータを使用しました。
UEFAランキングの概要はコチラの記事にてご確認ください。
※ UEFAランキング200位以内の国・協会別クラブ数の記事はコチラ
では、クラブランキングを見ていきます。
<2021-2022UEFAクラブランキング>
※黄:スペイン、赤:イングランド、黒:ドイツ、青:イタリア、水色:フランス、グレー:他
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まずは上位50位のポイントを並べてみました。
トップ3は1位・バイエルン(ドイツ)、2位・レアル・マドリード(スペイン)、3位・マンチェスター・シティ(イングランド)となりました。イタリア最上位は5位のユベントス、フランスの最上位は8位のパリ・サンジェルマンです。
5大リーグ以外の最上位は、16位のポルトです。
昨年はシャフタール・ドネツク(ウクライナ)でしたが、18位にランクダウンしポルトが上回りました。
<UEFAクラブランキング(2020-2021シーズン開幕時からの変化)>
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上位では、マンチェスター・シティ(イングランド)が+3位(6位→3位)、チェルシーが+5位(16位→11位)と、イングランド勢のランクアップが目立ちます。
ライプツィヒ(ドイツ)が+10位(31位→21位)、ザルツブルク(オーストリア)が+6位(29位→23位)と、レッドブルグループの躍進も数値に表れています。
アタランタ、ディナモ・ザグレブ、スラビア・プラハ、クラブ・ブルッヘ、ヤングボーイズなども大きく浮上しています。
一方でバレンシアやシャルケは大きく順位を落としました。シャルケは2部に降格してしまったので、さらなる下降も免れません。
<2020-2021シーズンの獲得ポイント>
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上位50クラブの前シーズンの獲得ポイントを並べてみました。
CLファイナリストのチェルシー、マンチェスター・シティ、ELファイナリストのビジャレアルとマンチェスター・ユナイテッドが大きく伸ばしています。
この4クラブのうち3クラブがイングランドということもあり、UEFAカントリーランキングではスペインを抜いて1位になっています。
<2020-2021シーズン獲得ポイントと2019-2020シーズン獲得ポイントの差>
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上位50クラブの、直近2シーズンの獲得ポイントの差を見てみました。
目立つところでは、チェルシー(19-20はCLベスト16・20-21はCL優勝)、ポルト(19-20はELベスト32・20-21はCLベスト8)が、+15ポイント以上と大きく伸ばしました。
一方、インテル(19-20はEL準優勝・20-21はCLグループステージ敗退)、バーゼル(19-20はELベスト8・20-21はCL予選敗退)の2クラブは、-15ポイントと活躍した19-20シーズンから一転してUEFA主催大会では低調なシーズンとなってしまいました。
2021-2022シーズンによりどんな変動があるか楽しみですね。