以前の記事で、J1リーグ通算ゴール上位10選手について年齢別ゴール数・ゴール数累計や、J1平均順位、1試合あたりゴール数、1シーズン平均ゴール数をまとめてみました。
今回は、7位~10位の選手をクローズアップしてみたいと思います!
<7位:興梠慎三 147得点(2018年シーズン終了時)>
・年齢別のゴール数
・年齢別のゴール数累計
鹿島アントラーズでは3連覇を達成し、浦和レッズでも波はあるものの好成績が多いため、平均順位は10選手の中で最も高い4.1位となります。2019年シーズン以降の成績により変動しますが、優勝を期待されるチームで主力を張り続けています。
<8位:ウェズレイ 124得点>
・年齢別のゴール数
・年齢別のゴール数累計
1試合平均0.57ゴールはトップ10選手の中で最多。1シーズン平均12.4ゴールはトップ10選手の中でジュニーニョに次ぐ2番目と、得点力が高いのが特徴。
平均順位は9.5位とやや低めで、大分トリニータでナビスコ杯優勝経験はあるものの、リーグでは優勝争いに関わったことはあまりありませんでした。
個人でなんとかできるタイプでもありつつ、能力の高いFW(セカンドトップ)との好連携もできる万能型でした。(名古屋グランパスではストイコビッチ、ヴァスティッチ、マルケスなどの外国籍選手、サンフレッチェ広島では佐藤寿人など)
<9位:ジュニーニョ 116得点>
・年齢別のゴール数
・年齢別のゴール数累計
1シーズン平均12.9ゴールはトップ10選手中で最多。26歳の年に来日し、J1初挑戦は28歳の年でしたが、スピードは30代になってからも衰えず、中村憲剛のパスとも好相性でした。
リーグ優勝経験はないながらも平均順位は5.7位と高く、川崎フロンターレをJ1昇格に導くだけでなく、J1の強豪としての地位を築きました。レジェンド的存在ですね。
<10位:エジミウソン 111得点>
・年齢別のゴール数
・年齢別のゴール数累計
平均順位10.0はトップ10選手中3番目の低さ。そしてカップ戦を含めてタイトルなし。残留争いに顔を出すことも多かったアルビレックス新潟での活躍は文句なし。一方、浦和レッズではワシントンの後釜というハンパない期待をかけられたり、FC東京とセレッソ大阪では期待外れだったり、イマイチな印象になりがち。ですが、1シーズン平均12.3ゴールは上位3番目。上位チームじゃなくても、チームの状態が悪くても、安定してシーズン2ケタゴールを挙げれるのは立派です。