2019年11月

今回はポルトの観光スポットを回ってみての感想を書いてみました。簡潔に書いていますので、パラパラと読みつつ参考にしていただければと思います。


・レロ書店

「有名な本屋があるからちょっと寄ってみよう」ぐらいのノリで行くと、長い行列に面喰らいます。ポルトで一番混んでました。

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・ドウロ川、ドンルイス1世橋

ドウロ川沿いの景色は、朝は爽やかで気持ちよく、夕暮れ時は雰囲気があってどちらも良いです。

橋は上層、下層どちらも歩いて渡ることができます。上層はかなり高いところから街並みを眺めることができます。また橋の真ん中を走るメトロを近くで見れます。

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下層は真上に橋のアーチを見れます。ドウロ川と川沿いの店を眺める下層からの眺めも、なかなかいい感じです。

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・ロープウェイ

10営業開始で、少なくとも営業開始後しばらくはすぐに乗れます。ゴンドラからの眺めは、街を歩いてるときとはまた違う眺めが楽しめます。

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・ギンダイスのケーブルカー

サンタ・ジュスタのエレベーターと同じく、上から下に降りるエレベーターはガラガラなので独占できます。ジェットコースター並みの傾斜をゆっくりと降りるケーブルカーも乗ってみて損はないと思います。

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・サン・ベント駅、サンタ・カタリーナ通り、リベルダーデ広場、エンリケ航海王子広場、ボルサ宮、サンフランシスコ教会、カーザドインファンテ、リベイラ広場、カテドラル

ガイドブックに載っているスポットは、一気に廻れます。買い物を楽しんだり、通り沿いにあるお洒落なお店で食事を楽しめます。

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前回の記事でポルトガルのリスボン、ポルトの特徴について書きましたが、今回はリスボンの観光スポットを回ってみての感想を書いてみました。旅行に行こうとしてる方は、ぜひ参考にしてください。


<リスボン市街>

・サンタ・ジュスタのエレベーター

100年以上前から街の人たちに使われている、丘の高地と低地をつなぐエレベーターです。街の中心地にあります。

人通りが多い場所にあり、ガイドマップでもまず間違いなく紹介されているので、エレベーターに乗る行列は一日中長く、下から上に上がるためには1時間ぐらい待つ可能性があります。

しかし、上から下に降りる行列はガラガラです笑。すぐに乗れて、うまくいけばエレベーターに乗っているのは自分だけという贅沢を味わうこともできます。

上がるのも下がるのも、満喫度はそこまで変わらないと思うので、なぜなのかあまりわからないのですが、高地側から乗ることを激しくオススメします。

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・バイシャの広場

ガイドブックに載っているコルメシオ広場、ロシオ広場、フィゲイラ広場は、短時間で回りきることができます。

広場自体がすごいということはないですが、

広場をつなぐアウグスタ通りにお店が並んでいるので、食べ歩きしながら散策できるのと、

大道芸やダンスをしてる人たちがいるので、そのあたりを見ながら、気ままに歩くのが良いと思います。

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・ビカのケーブルカー

シアードを歩くと、街中の狭い路地を、黄色の愛らしいデザインのケーブルカーがゆっくりと走っている光景を見ることができます。

ケーブルカーに乗っても乗らなくても、それほど所要時間は変わりませんが、せっかくなので見ておくのが良いと思います。

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・トラムに乗る

路線バスに乗って街並みを楽しむのも、リスボン観光の楽しみの一つだと思います。

ビカのケーブルカーの高地側の終点からすぐ近くにバス停があり、そこから街の主要観光地を走る28番のトラムに乗ることができます。

アップダウンが激しい街なので、移動手段としても助かります。

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・サンジョルジェ城

アルファマ地方にある城跡です。

お昼時だったので、チケット売り場は多少行列ができていましたが、比較的スムーズに列は進みます。

城跡ですが、城壁に登ったりできて楽しめるのと、なんといっても高地にあるのでリスボンの街を一望できるのが魅力です。

ここからの眺めが、個人的にはリスボンで一番好きです。

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・サンタルジア展望台、ポルタス・ド・ソル広場、カテドラル

アルファマ地区でサンジョルジェ城からバイシャに向かって坂を降りて行く途中に立ち寄れます。展望台からは川を広く見渡すことができます。

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・カルモ修道院

地震により崩壊し、ほぼ柱しか残ってない修道院。その異様な光景はそれなりにインパクトがあります。

あまり派手な施設ではないのですが、修道院の歴史を紹介するムービーでは、プロジェクションマッピングがふんだんに使われていて、ある意味では光景以上に驚かされます。

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・サンペドロ・デ・アルカンタラ展望台、プリンシペレアル公園

リスボンにはたくさん展望台があります。個人的にはそこまでの感動がなかったですが、ここからも景色を楽しむことができます。公園もそこまで広いわけでもないですが、大きな杉の木があります。


<その他>

・リスボン・ベレン地区

ジェロニモス修道院、発見のモニュメント、ベレンの塔があります。川沿いを歩くのが気持ちいいです。

バス停留所の近くにパステラリアがあり、長い行列ができていました。

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・シントラ

オプショナルツアーで行ってきました。

シントラは、森の中にカラフルな宮殿が点在している街です。高地なのでリスボンよりも雨が降りやすく、少し涼しいです。

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・ロカ岬

こちらもオプショナルツアーで行ってきました。特段何がすごいというわけではないので滞在は30分ぐらいあれば十分ですが、ユーラシア大陸の最果てまで来たんだなー、という気持ちになれます。最西端到達証明書をオーダーすることもできまふ。

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・サンタ・アポローニア駅

ポルトに行く電車に乗るために、利用する人も多いのではないでしょうか。リスボン市街と比べて店が少ないので、早めに着いて時間を潰すのにはそんなに向きません。ギリギリまでバイシャやシアードで散策を楽しむのがおススメです。

ちなみにリスボンからポルトに向かう電車は、予定よりも35分遅れで到着しました。よくあることなのかどうかはわかりませんが、到着後の予定は余裕を持たせるのが無難かもしれません。

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今回は、サッカーの話題から少し離れて、

ポルトガルのリスボン、ポルトを観光してわかった、特徴についてご紹介したいと思います。


まず、私がポルトガルに行くことにしたのは、

・ヨーロッパでサッカーが観たい

・自分が行ったことがまだない国である

・周りにあまり行ったことがある人がいない(=日本人観光客が少ない)

・リゾート感があってリフレッシュできそう

という理由で決めました。

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<ポルトガルに行ってみてわかった特徴>

・観光スポットがコンパクトにまとまっている

リスボンもポルトも主だった観光スポットは市街に集中しているので、移動に時間をかけずに楽しむことができます。

バルセロナ観光なら「サグラダファミリア」、インド観光なら「ガンジス川」みたいな、わかりやすい観光名所はありませんが、街並みが素敵なところなのです。

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・街並みが良い

丘の上から街を眺めると、赤レンガの家がずらーっと並んでいて、その先に川が広がっている景色を楽しむことができます。

晴れた日中はさわやかな気持ちになりますし、暗くなってくる21時前頃からは川に沈む夕暮れが趣き深く、お店の灯りがつき始めてロマンティックな雰囲気になります。

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・丘の街なのでアップダウンがある

8月上旬に行きましたが、夏でも最高気温は30度行かないぐらいで、日本ほどは暑くありません。

気温的にはちょうど良くて過ごしやすいですが、リスボンもポルトも丘の街なのでアップダウンが激しく、市街をぶらぶらするだけでもそれなりに足が疲れます。

市街はバスやトラム(路線バス)が走っていますし、メトロやタクシーも充実していますが、メトロの駅も階段しかなくて、エレベーターやエスカレーターがないこともしばしばあります。

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・日本人はあまり見かけない

時期にもよりますが、8月上旬に行った私ですが、日本人にはほとんど会うことがありませんでした。特にリスボンは、日本人どころかアジア人を見かけた記憶すらないぐらいです。

リスボンからシントラ、ロカ岬へ行くオプショナルツアーですら、ポルトガル人のドライバーさんと自分の2人旅でした笑。

「外国に来た感」は間違いなく味わえると思います。

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・ポルトガル語がわからなくても意外と大丈夫

お店の看板やメニューは、基本的にはポルトガル後ですが、観光地なので英語が併記されていることも多く、店員さんも英語を話せる人が少なくありませんでした。

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一人旅の満足度を大きく左右する要素は、

「自分自身の行動」によって決まると、勝手に思っています。

ある程度の都市であれば、行きたいところに行ったり食べたいものを食べることは難なくできてしまうので、

それを超えて「予想外のところに行けた」とか「現地の人とコミュニケーションを取った」とか、

自分を解放させて、想定外のネタを自分自身の行動でどこまで勝ち取れるかが、旅の充実感を決めるのではないかと、

そして自分への自信にもつながるのではないかと、思っています。

その点において、ポルトガルは観光がしやすく、街の雰囲気も良く、でもその一方で日本人が少ない、ちょっとした冒険のしやすい国のような気がしました。

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