過去の記事で、2020-2021シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしましたが、協会(国)・クラブごとに直近5シーズンの状況をもう少し掘り下げて見てみたいと思います。
今回は、UEFAカントリーランキング26位のアゼルバイジャン編です。
※本記事では、UEFAの公式ホームページのデータを使用しています。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグ決勝が終わった、8/26更新のデータです。
UEFAカントリーランキング、クラブランキングの概要は下記の記事をご覧ください。
<2020-2021シーズン開幕時のUEFAカントリーランキング>
<UEFAカントリーランキングの年別ポイント>
まず、アゼルバイジャンという国自体にあまり馴染みない人が多いと思いますが、
旧ソ連の構成国です。ソ連解体後にアゼルバイジャンとして予選に出場していますが、サッカーワールドカップやEUROの本大会出場したことはありません。
そんなアゼルバイジャンの2020-21シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングは、26位でした。
直近5シーズンの獲得ポイントは2.4〜4.4ポイントの幅で推移しています。2018-19シーズンと2019-20シーズンは獲得ポイントが少なめです。
<2020-2021シーズン開幕時のUEFAクラブランキング>
UEFAクラブランキングの200位以内にランクインしたクラブは2クラブ。72位のカラバフFKと148位のガバラSCです。
国内リーグは、旧ソ連解体後に発足しており、2007年にはトップ・ディビジョンをプロ化に伴い発展させ、アゼルバイジャン・プレミアリーグとして改組しています。トップ・ディビジョンは8クラブのみという編成となります。
カラバフFKは国内屈指の強豪クラブで、2013-14からは国内リーグで7連覇中です。
UEFA主催大会では直近5シーズンでCL本戦1回、EL本戦4回に出場しましたが、いずれもグループステージ突破はなりませんでした。
ガバラSCは、カラバフFKの後塵を排していますが、リーグでは安定的に上位に入っています。2015-16シーズン、2016-17シーズンにはEL本戦に出場したものの、勝利なしに終わっています。
2クラブの他には、ネフチ・バクーという首都バクーのクラブも国内の強豪ですが、CLや ELでは結果を残せていません。