過去の記事で、2020-2021シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしましたが、協会(国)・クラブごとに直近5シーズンの状況をもう少し掘り下げて見てみたいと思います。
今回は、UEFAカントリーランキング21位のスウェーデン編です。
※本記事では、UEFAの公式ホームページのデータを使用しています。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグ決勝が終わった、8/26更新のデータです。
UEFAカントリーランキング、クラブランキングの概要は下記の記事をご覧ください。
<2020-2021シーズン開幕時のUEFAカントリーランキング>
<UEFAカントリーランキングの年別ポイント>
2020-21シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングでは、スウェーデンは21位でした。
直近5シーズンのポイント推移を見ると、2.8ポイントしか獲得できなかった2016-17シーズンを除けば、概ね5ポイント前後で、16〜25位の10か国の中では平均的なシーズンが多いです。
<2020-2021シーズン開幕時のUEFAクラブランキング>
<UEFAクラブランキングの年別ポイント・順位>
クラブランキング200位以内には、66位・マルメFF、125位・エステルスンドFK、162位・AIKの3クラブがランクインしています。
マルメFFはCLの前身の大会であるUEFAチャンピオンズカップで準優勝したことがあるクラブです。
直近5シーズンでは2016、2017に国内リーグ優勝し、2018-19シーズン、2019-20シーズンに2大会連続でELベスト32に進出しています。
エステルスンドFKは2016シーズンに国内のトップリーグに昇格し、2017シーズンに国内カップ戦で優勝。2017-18シーズンにはEL本戦まで勝ち進み、グループステージも突破し、ベスト32まで進出しました。
AIKは、国内リーグでは安定的に上位に入り、2018シーズンにはリーグ優勝しています。直近5シーズンではCL・ELともに本戦までたどり着いていません。
マルメFF、AIKとともにビッグ4と呼ばれるIFKヨーテボリ、ユールゴーデンIFといったクラブもあり、UEFA主催大会の出場枠をめぐる国内の戦いは、比較的白熱していると言えそうです。