2020年11月

過去の記事で、2020-2021シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしましたが、協会()・クラブごとに直近5シーズンの状況をもう少し掘り下げて見てみたいと思います。

今回は、UEFAカントリーランキング21位のスウェーデン編です。


本記事では、UEFAの公式ホームページのデータを使用しています。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグ決勝が終わった、8/26更新のデータです。

https://www.uefa.com

UEFAカントリーランキング、クラブランキングの概要は下記の記事をご覧ください。





<2020-2021シーズン開幕時のUEFAカントリーランキング>

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<UEFAカントリーランキングの年別ポイント>

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2020-21シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングでは、スウェーデンは21位でした。

直近5シーズンのポイント推移を見ると、2.8ポイントしか獲得できなかった2016-17シーズンを除けば、概ね5ポイント前後で、1625位の10か国の中では平均的なシーズンが多いです。


<2020-2021シーズン開幕時のUEFAクラブランキング>

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<UEFAクラブランキングの年別ポイント・順位>

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クラブランキング200位以内には、66位・マルメFF125位・エステルスンドFK162位・AIK3クラブがランクインしています。


マルメFFCLの前身の大会であるUEFAチャンピオンズカップで準優勝したことがあるクラブです。

直近5シーズンでは20162017に国内リーグ優勝し、2018-19シーズン、2019-20シーズンに2大会連続でELベスト32に進出しています。


エステルスンドFK2016シーズンに国内のトップリーグに昇格し、2017シーズンに国内カップ戦で優勝。2017-18シーズンにはEL本戦まで勝ち進み、グループステージも突破し、ベスト32まで進出しました。


AIKは、国内リーグでは安定的に上位に入り、2018シーズンにはリーグ優勝しています。直近5シーズンではCLELともに本戦までたどり着いていません。


マルメFFAIKとともにビッグ4と呼ばれるIFKヨーテボリ、ユールゴーデンIFといったクラブもあり、UEFA主催大会の出場枠をめぐる国内の戦いは、比較的白熱していると言えそうです。

過去の記事で、2020-2021シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしましたが、協会()・クラブごとに直近5シーズンの状況をもう少し掘り下げて見てみたいと思います。

今回は、UEFAカントリーランキング20位のクロアチア編です。


本記事では、UEFAの公式ホームページのデータを使用しています。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグ決勝が終わった、8/26更新のデータです。

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UEFAカントリーランキング、クラブランキングの概要は下記の記事をご覧ください。




<2020-2021シーズン開幕時のUEFAカントリーランキング>

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<UEFAカントリーランキングの年別ポイント>

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2020-21シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングでは、クロアチアは20位でした。

直近5シーズンのポイント推移を見ると、クロアチアは4.45.8と比較的波が小さく、1120位の10か国の中で最少になることはないものの、大きくポイントを伸ばすシーズンもありませんでした。


<2020-2021シーズン開幕時のUEFAクラブランキング>

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<UEFAクラブランキングの年別ポイント・順位>

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UEFAクラブランキングで200位以内にランクインしたのは49位のディナモ・ザグレブ、121位のHNKリエカ、149位のハイデュク・スプリトの3クラブでした。

ディナモ・ザグレブは2005-06シーズン以降、国内リーグで15シーズン中14シーズンで優勝している強豪です。直近5シーズンのUEFA主催大会では、CLで本戦まで勝ち進むもののグループステージ敗退が3回、ELベスト161回でした。

HNKリエカは、国内リーグで近年は3位以内に入っており、2016-17シーズンは優勝もしています。直近5シーズンでは、ELで本戦に1回進出しています。ハイデュク・スプリトはELで本戦には勝ち進めないものの、毎年の予選の戦績がポイントで蓄積されています。


もう少し長い期間のクロアチアの状況を知りたいという方は、ぜひ下記の記事もご覧ください。


過去の記事で、2020-2021シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしましたが、協会()・クラブごとに直近5シーズンの状況をもう少し掘り下げて見てみたいと思います。

今回は、UEFAカントリーランキング19位のセルビア編です。


本記事では、UEFAの公式ホームページのデータを使用しています。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグ決勝が終わった、8/26更新のデータです。

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UEFAカントリーランキング、クラブランキングの概要は下記の記事をご覧ください。




<2020-2021シーズン開幕時のUEFAカントリーランキング>

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<UEFAカントリーランキングの年別ポイント>

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2020-21シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングでは、セルビアは19位でした。

1120位の10か国の、直近5シーズンのポイント推移を見ると、セルビアは2015-16シーズン、2016-17シーズンは低水準ですが、2017-18シーズン以降は標準以上のポイントを獲得できています。


<2020-2021シーズン開幕時のUEFAクラブランキング>

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<UEFAクラブランキングの年別ポイント・順位>

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UEFAクラブランキング200位以内にランクインしているセルビアのクラブは、65位・クルベナ・ツベズダと67位・FKパルチザンの2クラブのみです。

200位以内に2クラブしか入っていない国の中で、セルビアの19位は最高位です。

クルベナ・ツベズダは2シーズン連続でCL予選を勝ち抜き、本戦のグループステージまでたどり着いています。ELでもベスト32まで進出しています。FKパルチザンはEL本戦3回、うち1回はベスト32に進出しています。


過去の記事でも書いたのですが、

旧ユーゴスラビア時代のリーグでは、クルベナ・ツベズダ(レッドスター・ベオグラード)、パルチザン・ベオグラード(FKパルチザン)2クラブ合計で30回の優勝実績があり、全体のほぼ3分の2を占めます。そして2006-07シーズンにセルビアリーグ発足以降、全てのシーズンで2クラブのどちらかが優勝しています。


過去の記事で、2020-2021シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしましたが、協会()・クラブごとに直近5シーズンの状況をもう少し掘り下げて見てみたいと思います。

今回は、UEFAカントリーランキング18位のギリシャ編です。


本記事では、UEFAの公式ホームページのデータを使用しています。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグ決勝が終わった、8/26更新のデータです。

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<2020-2021シーズン開幕時のUEFAカントリーランキング>

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<UEFAカントリーランキングの年別ポイント>

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2020-21シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングでは、ギリシャは18位でした。

直近5シーズンのポイント推移を見ると、ギリシャは4.95.8ポイントと、1120位の10か国の中で最も波がない成績を残しています。国(協会)レベルで見れば、大きな飛躍も失態もない5シーズンということになります。


<2020-2021シーズン開幕時のUEFAクラブランキング>

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<UEFAクラブランキングの年別ポイント・順位>

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35位のオリンピアコスは、国内では21世期に入ってからの2001-02シーズン以降、19シーズン中15シーズンで優勝しています。一方で、ヨーロッパの大会ではあまり結果を出せず、直近5シーズンでもCLグループステージ敗退が3回、ELベスト162回、ベスト322回という成績に終わっています。

73位のPAOKテッサロニキは、国内では2018-19シーズンにリーグ優勝。リーグでは常に上位に入り、カップ戦は2016-17シーズンから3連覇するなど、国内では強豪と言えます。92位のAEKアテネも2017-18シーズンに国内リーグ優勝し、常に上位をキープする強豪です。ですがこの2クラブもヨーロッパの成績は芳しくありません。

パナシナイコスも国内強豪ですが、2018年にUEFAファイナンシャル・フェアプレー違反によりUEFA主催大会の出場権を3年間剥奪されており、ランク外になっています。


ギリシャは国内リーグの上位クラブが固定化しているので、カントリーランキングを上げるには、オリンピアコスをはじめとした強豪クラブがヨーロッパでの競争力を高めることが必要となります。ギリシャの経済状況を考えると苦しい時期なのかもしれませんが。

過去の記事で、2020-2021シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしましたが、協会()・クラブごとに直近5シーズンの状況をもう少し掘り下げて見てみたいと思います。

今回は、UEFAカントリーランキング17位のスイス編です。


本記事では、UEFAの公式ホームページのデータを使用しています。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグ決勝が終わった、8/26更新のデータです。

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<2020-2021シーズン開幕時のUEFAカントリーランキング>

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<UEFAカントリーランキングの年別ポイント>

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2020-21シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングでは、スイスは17位でした。

直近5シーズンのポイント推移を見ると、スイスは3.96.5ポイントの間で推移しています。1120位の10か国の中で比較すると、2018-19シーズンは10カ国の中で最少でしたが、翌2019-20シーズンは2番目に多いポイント数でした。


<2020-2021シーズン開幕時のUEFAクラブランキング>

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<UEFAクラブランキングの年別ポイント・順位>

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24位のFCバーゼルは、国内リーグでは2009-102016-17まで8連覇しており、ヨーロッパの大会でも2015-16シーズンにELベスト162017-18シーズンにCLベスト162019-20シーズンにELベスト8と、本戦の決勝トーナメントまで残る力があります。

62位のヤングボーイズは、国内リーグで2017-18シーズンから3連覇しています。1985-86シーズン以来、優勝から遠ざかっていましたが、最近では最も勢いのあるクラブです。ヨーロッパでは、2018-19シーズンにCL本戦出場しましたが、それ以外はCL本戦出場やELのグループステージ突破ができていません。

111位・チューリヒ、136位・ルガーノ、137位・シオン、194位・ルツェルンなどもELでの実績により200位以内にランクインしています。

スイスの国内リーグはトップリーグが10カ国と少なく、戦力が比較的拮抗していて、安定して上位に留まるのが難しい印象を受けます。

国内リーグ最多・27回の優勝経験を誇るグラスホッパー・クラブ・チューリヒも、2018-19シーズンに降格し、現在は2部リーグで戦っています。

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