過去の記事で、2020-2021シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしましたが、協会(国)・クラブごとに直近5シーズンの状況をもう少し掘り下げて見てみたいと思います。
今回は、UEFAカントリーランキング31位のリヒテンシュタイン編です。
※本記事では、UEFAの公式ホームページのデータを使用しています。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグ決勝が終わった、8/26更新のデータです。
UEFAカントリーランキング、クラブランキングの概要は下記の記事をご覧ください。
<2020-2021シーズン開幕時のUEFAカントリーランキング>
<UEFAカントリーランキングの年別ポイント>
まずは、そもそもリヒテンシュタインについての印象がなかったので調べてみました。
・スイスとオーストリアに囲まれた小国。
・1866年に独立し、第二次世界大戦中も中立を維持
・ナショナルチームはワールドカップ、欧州選手権(EURO)いずれも本大会に出場したことはない
・ヨーロッパのFIFA加盟国のなかで、唯一国内リーグ戦を開催していない。
・FCファドゥーツ、USVエッシェン・マウレンが特例でスイスのサッカーリーグに参加している
(Wikipediaより)
そんなリヒテンシュタインの2020-21シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングは、31位でした。直近5シーズンのポイントを見ると、2015-16シーズンは5ポイント近く獲得していますが、それ以外のシーズンは2ポイント前後です。
<2020-2021シーズン開幕時のUEFAクラブランキング>
UEFAクラブランキング200位以内には、196位にFCファドゥーツが唯一ランクインしています。
FCファドゥーツは、前述の通りリヒテンシュタインに全国リーグが存在しない為、越境してスイスリーグに参加しています。
2000年代後半にはリヒテンシュタイン代表を強化する目的でリヒテンシュタイン・ランデス銀行が積極的な投資を行い、2008年に2部優勝・初の1部昇格を果たしたそうです。(Wikipediaより)
1部と2部を行ったり来たりしているクラブで、UEFA主催大会の本大会出場経験はありませんが、EL予選でのポイントにより196位に入りました。