以前、CLと ELの決勝ラウンド進出クラブが出揃ったタイミングで、開幕時のUEFAランキングと比較しながら傾向を見てみました。
今回は、CLと ELのベスト8時点での傾向を見てみたいと思います。
※ CLと ELの決勝ラウンド進出クラブが出揃ったタイミングでの記事は、こちらからご確認いただけます。
※2020-21シーズン開幕時のUEFAランキング記事は、こちらからご確認いただけます。
<国別(協会別)のCL決勝ラウンド進出クラブ数(ベスト8まで)>
CLの決勝ラウンド進出クラブは、スペインとドイツが4クラブずつ、イングランドとイタリアが3クラブずつ、フランスとポルトガルが1クラブずつでしたが、ベスト8進出クラブはイングランドの3クラブが最多となりました。イタリアは3クラブとも敗退となりました。フランスのパリ・サンジェルマン、ポルトガルのFCポルトはともに勝ち残っています。
<国別(協会別) ・EL決勝ラウンド進出クラブ数(ベスト8まで)>
CLよりも満遍なく各国のクラブが決勝ラウンドに進出しているELですが、ベスト8に勝ち残るクラブは強豪国が中心となります。
<CL本戦、決勝ラウンド進出クラブの順位>
CLのベスト8に残ったクラブは、なんと全クラブが開幕時点でUEFAクラブランキング25位以内でした。実績あるクラブが順当に勝ち残っているといえます。
<EL本戦、決勝ラウンド進出クラブの順位>
ELベスト8のうち5クラブが、開幕時点でUEFAクラブランキング25位以内でした。ELも決勝ラウンドを勝ち抜くのはEU主催大会で実績ある強豪クラブといえます。クロアチアのディナモ・ザグレブ(49位)、チェコのスラヴィア・プラハ(59位)、200位圏外だったグラナダ(スペイン) が準々決勝を勝ち残れるか注目です。