2021年10月

今回の記事では、スペインのリーガ・エスパニョーラのクラブのうち、バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、アスレティック・ビルバオの4クラブについて、

全国的なリーグ戦がスタートした1928年から2020-2021シーズンの順位推移を見てみようと思います。


<4クラブのリーガ・エスパニョーラの順位推移>

4クラブのリーグ順位の推移を表にしてみました。

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表をタップすると拡大できます。


<4クラブのリーガ・エスパニョーラの優勝回数推移>

続いて、1位獲得数推移をグラフにしてみました。

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レアル・マドリード

1953-541968-69の長きにわたり、黄金時代と呼べるシーズンを過ごしました。197080年代も数度の連覇を果たし、圧倒的な実績を誇ります。

1990年代はレアルにしてはやや停滞した期間でしたが、2000-01シーズン以降は、2003-04シーズンの4位を除いては全て3位以内に入るなど、相変わらずの強豪ぶりです。

通算の優勝回数34回は国内最多です。


バルセロナ

1980年代までは安定的に上位には位置するものの、優勝は10回。同時期にレアルはすでに25回の優勝をしており、実績では大きく水を開けられていました。

1990年代以降はハイペースで優勝し、2003-04シーズン以降は3位以内を維持し、リーグ優勝10回。レアルとの差を縮めています。

通算の優勝回数は26回です。


アトレティコ・マドリード

個人的には、イメージしていたよりも1部で上位に食い込むシーズンが多い印象でした。迷走していた期間が長いように思っていましたが、2部で戦ったのは戦前と2000-012001-12シーズンだけ。

2013-14シーズン以降は3位以内を維持し、リーグ優勝も2回達成しました。

通算の優勝回数は11回です。


アスレティック・ビルバオ

優勝回数は8回ですが、そのうち5回は第二次世界大戦前であり、1983-84シーズンを最後に優勝から遠ざかっている状況です。

1983-84シーズン以降は、優勝争いというよりもどちらかと言えば残留争いに巻き込まれるシーズンの方が増えてきていますが、

バスク純血主義を貫きつつ、未だに一度も2部に降格することなくトップリーグに在籍し続けていることが素晴らしいです。


4クラブ以外が優勝したのは、2020-21シーズンまでの93シーズンのうち14シーズンのみでした。

全シーズンの84.9%は今回ご紹介した4クラブが優勝しており、うち64.5%はレアルかバルサが優勝しています。データで見ても、レアルとバルサは圧倒的な存在ですね。

過去の記事では、イングランド・プレミアリーグの「ビッグ6」と呼ばれる、マンチェスター・シティ、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、トットナム、アーセナルの、プリメアリーグ発足以降の順位推移を見ましたが、

今回は1950-1951シーズン以降まで期間を広げて順位推移を見てみようと思います。


<ビッグ6の順位推移>

1950-51シーズンから2019-20シーズンまでの間の、6クラブの順位の推移を表にしてみました。

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表をタップすると拡大できます。


<ビッグ6の優勝回数推移>

続いて、1位獲得数推移をグラフにしてみました。

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マンU

19902010年代前半の圧倒的な実績により、優勝回数18回は最多。

一方で、1980年代までは上位に顔を出すものの優勝できない時期が長かったのは意外でした。


マンC

ビッグ6の中で最も1部と2部を行ったり来たりしています。

優勝回数は5回ですが、そのうち4回は2010年代に果たしています。


リバプール

古くからの強豪というイメージですが、意外にも1960年代中頃までは2部を戦っていた期間が長いです。その後197080年代に黄金時代と呼べる期間がありました。1990年代以降は優勝から遠ざかってしまいましたが、2019-20シーズンにクロップ監督のもとで悲願のプレミアリーグ優勝を果たしました。

優勝回数は14回です。


チェルシー

197080年代は長らく2部に在籍していました。1990年代途中から安定的に上位に食い込むようになり、2003年にアブラモビッチ氏がオーナーとなってから一気に力を付けました。

優勝回数は6回で、そのうち5回は2004-05シーズン以降に記録しています。


アーセナル

1950年からの長期で見ると、ビッグ6の中で唯一2部降格がなく安定しています。

優勝回数は7回で、うち5回は1988-892003-04シーズンに集中していますが、以降は徐々に成績が下降線を辿っています。


トットナム

上位から中位をうようよしている印象ですが、2010年代からは安定的に6位以内に入り強豪の仲間入りを果たした格好です。

優勝回数は1950-51シーズン、1960-61シーズンの2回です。


各クラブの黄金時代を整理すると、

リバプールは197080年代、

マンチェスター・ユナイテッドは19902010年代、

アーセナルは19902000年代前半に、

それぞれ一時代を築いているといえます。

チェルシーは2003年のアブラモビッチのオーナー就任、マンチェスター・シティは2008年のUAEの投資グループによる買収を機に、それぞれ優勝回数を伸ばしています。

トットナムは優勝回数は伸びていませんが、安定して上位にいる点では今がとても良い時期と言えそうです。

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