2022年02月

過去の記事で、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)UEFAヨーロッパリーグ (EL)UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)UEFA主催3大会について、

国・協会別に各大会の本戦出場クラブ数と、

本戦出場クラブのUEFAクラブランキングを比較してみました。

今回は、3大会の決勝ラウンド進出を同じように見てみたいと思います。


※本戦出場クラブの傾向についての記事はコチラです。


いずれのグラフも、2021-22シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングの順番に国・協会を並べています。

表をクリックすると拡大表示できます。


<国別(協会別)CLELUECL出場クラブ数>

(オレンジ:CL、黄緑:EL、水色:UECL)

・本戦出場クラブ

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・決勝ラウンド進出クラブ


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UEFAカントリーランキングが上位の国ほど本戦出場クラブが多い、という傾向は出ていましたが、

決勝ラウンド進出は、より傾向が顕著になり、7位オランダまでに集中していると言えます。


<CLELUECL出場クラブの、UEFAクラブランキング分布>

(オレンジ:CL、黄緑:EL、水色:UECL)

・本戦出場クラブ

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・決勝ラウンド進出クラブ

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10位以内、1120位以内というように、10位単位で分類し、クラブ数を集計しています。

100位以降でもUECLを中心に本戦出場していましたが、決勝ラウンド進出はCLELUECLともに概ね100位以内のクラブとなっています。

ただ、決勝ラウンド進出クラブのボリュームゾーンは、CL10位以内、EL1150位、UECL5190位と、大会ごとにだいぶ異なります。

2021-2022シーズンから新設されたUEFAカンファレンスリーグ(UECL)の決勝ラウンド進出クラブについて、開幕時のUEFAランキングと比較しながら傾向を見てみようと思います。


表をタップすると拡大表示されます

 2021-22シーズン開幕時のUEFAランキング記事は、こちらからご確認いただけます。




<国別(協会別)UECL本戦出場クラブ数・決勝ラウンド進出クラブ数>

オレンジ:本戦出場クラブ数、青:決勝ラウンド進出クラブ数

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ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ3位のクラブが、UECL決勝ラウンド進出をかけてプレーオフを戦っているため、

フランスやオランダは、本戦進出クラブよりも決勝ラウンド進出クラブの方が多くなっています。

オランダは、UECLのグループステージ参加3クラブが全て勝ち残り、EL3位のPSVがプレーオフで勝利したため、4クラブが決勝ラウンドに進出します。


<UECL本戦出場・決勝ラウンド進出クラブの、UEFAクラブランキング分布>

オレンジ:本戦出場クラブ、青:決勝ラウンド進出クラブ

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チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグとは傾向が異なり、5160位の3クラブ、6170位の4クラブがボリュームゾーンです。

決勝ラウンドでは、UEFAクラブランキング上位のクラブが勝ち残っていくのか、そこまで上位ではないクラブが勝ち残っていくのか、注目していきたいと思います。

過去の記事で、2021-2022シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージを振り返りましたが、今回は決勝ラウンド進出クラブについて、開幕時のUEFAランキングと比較しながら傾向を見てみようと思います。


表をタップすると拡大表示されます

2021-22シーズン開幕時のUEFAランキング記事は、こちらからご確認いただけます。




<国別(協会別)EL本戦出場クラブ数・決勝ラウンド進出クラブ数>

黄緑:本戦出場クラブ数、青:決勝ラウンド進出クラブ数

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チャンピオンズリーグのグループステージで3位のクラブが、ヨーロッパリーグのグループステージ2位のクラブと、決勝ラウンド進出をかけてプレーオフを戦っているため、

スペインやドイツなど、本戦進出クラブよりも決勝ラウンド進出クラブの方が多い国があります。

UEFAカントリーランキング6位までの国から、12クラブが進出しており、ELとはいえ相当ハイレベルな決勝ラウンドが楽しめそうです。


<EL本戦出場・決勝ラウンド進出クラブの、UEFAクラブランキング分布>

黄緑:本戦出場クラブ、青:決勝ラウンド進出クラブ

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10位以内の1クラブは、バルセロナです。

ELでは別格な気もしますが、1120位以内、2130位以内からも3クラブが決勝ラウンドに進出しています。

各国リーグの順位や優勝回数の推移をまとめた記事を、アーカイブとしてまとめました。


<イングランド・プレミアリーグ>

・リバプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナル、トットナム


<スペイン・リーガエスパニョーラ>・バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード


<イタリア・セリエA>
・ユベントス、ACミラン、インテル


<ドイツ・ブンデスリーガ>
・バイエルン・ミュンヘン、ドルトムント、ボルシアMG


・シャルケ、フランクフルト、レバークーゼン


<フランス・リーグアン>
・パリ・サンジェルマン、マルセイユ、リヨン、モナコ
・ボルドー、ナント、サンテティエンヌ、ランス


<ポルトガル>
・ベンフィカ、ポルト、スポルティング


・ベレネンセス、ボアビスタ、ブラガ、ギラマンイス、ポルティモネンセ


・ポルティモネンセ、マリティモ


・リオ・アヴェ、サンタクララ


<オランダ・エールディビジ>

・アヤックス、PSV、フェイエノールト


<スコットランド>・セルティック、レンジャーズ


今回の記事では、オランダ・エールディビジのアヤックス、PSVアイントホーフェン、フェイエノールトの3クラブについて、

国内リーグの順位と優勝回数の推移を見てみました。

グラフをタップすると拡大表示できます


<リーグ順位推移>

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<リーグ優勝回数推移>

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1956年のプロリーグ創設以降、3クラブとも1部リーグに在籍し続けており、さらに上位をキープしています。

2020-21シーズン終了時点で、最多27回の優勝回数を誇るのがアヤックスです。国内リーグでは常に強いのですが、中でもヨハン・クライフがプレーしていた時代は1965-66シーズンからの3連覇など6回のリーグ優勝を成し遂げています。


リーグ優勝21回のPSVは、1970年代途中からはほとんどのシーズンを3位以内で終えており、安定感が光ります。1985-861988-89シーズン、2004-052007-08シーズンにそれぞれ4連覇を果たしています。現在は堂安律選手がプレーしています。


リーグ優勝10回のフェイエノールトは、1960年代に最も優勝回数が多く、現在も強いですが古豪というイメージもあります。かつては小野伸二選手や宮市亮選手が活躍していました。

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