今回は、スポルティングCP(Sporting Clube de Portugal)のスタジアムツアー体験について書きたいと思います。
<概要>
スポルティングCP(Sporting Clube de Portugal)
設立:1906年7月1日
ホームタウン:リスボン
ホームスタジアム:エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ(Estádio José Alvalade)
2003年8月6日開場、50044人収容。
チームカラー:緑、白
ベンフィカ、ポルトとともに、ポルトガル国内リーグの3大クラブの1つです。
リーグ優勝回数は3クラブの中で最も少ないですが、フィーゴ、クリスティアーノ・ロナウドなど、世界に名だたるプレイヤーを多く輩出しています。
田中順也選手も過去に所属していましたね。
「スポルティングリスボン」かと思っていましたが、正しくは「スポルティングクラブオブポルトガル」、すなわち「スポルティングCP」なのだそうです。
緑と白のストライプ、ヨーロッパ内での位置付けから、スコットランドの強豪クラブ、セルティックと混同しそうになります。
ホームゲームは日程が合わなかったのですが、リスボン滞在中にスタジアムツアーに参加してきました。
<まずはカンポ・グランデ駅へ>
スタジアムはメトロのカンポ・グランデ駅(Campo Grande)が最寄りです。
リスボン市街の中心部からは、バイシャシアード駅(Baixa-Chiado)やロシオ駅(Rossio)があるグリーンラインから乗り換えなしで20分程度。
駅を降りればスタジアムがすぐ見えます。
ゲートによっては徒歩10分程度かかりますが、スタジアム自体は徒歩2~3分で着きます。
スタジアム内には、スーパーや映画館が入っています。
<スタジアムツアーの概要>
11:30、14:30、15:30、16:30の4回。
月曜はお休み。みホームゲームの日は11:30のみ、ヨーロピアンホームゲーム(CLなどの日?)はツアーは行わず、前日も11:30のみだそうです。詳しくはホームページで確認することをオススメします。
金額は大人14ユーロ、子供7ユーロ。14ユーロは約1800円なので、ソシオ会員じゃないとそれなりに高いです。
(すみだ水族館が2050円。上野動物園は600円。高いと感じるか安いと感じるかは個人差がありますかね)
<スタジアムツアーに参加>
受付でスタジアムツアーに参加したい旨を伝え、支払いをして、開始まで待ちます。直前の申込でも全然大丈夫でした。
ガイドはポルトガル語と英語の人がいるので、英語のガイドの人に付いて行きました。私のときは、だいたい20人ぐらいが半々に分かれました。
ツアーは約1時間。ロッカールーム、観客席、ピッチサイド、プレスルーム、VIPの観戦スペースなどを周り、各所で説明を受けた後は自由に写真撮影や見学をします。
地下のミュージアムゾーンに移動してからは完全フリーで、どれだけじっくり見ても、すぐに帰ってもOKです。
ミュージアムの展示物はサッカー以外の競技もあり、改めて総合スポーツクラブであることを実感します。どのスポーツもユニフォームは共通して白と緑のストライプです。選手や記録な詳細が紹介されているというよりは、トロフィーがずらーっと並んでいて目で楽しむ感じです。