前回の記事で、J1リーグ出場試合数の上位10選手について、年齢別の出場試合数と年齢別の出場数累計をまとめ、1位~5位の選手について、1人ずつグラフの線を太くして見てみました。
(前回は楢崎正剛、遠藤保仁、中澤佑二、阿部勇樹、曽ヶ端準の5選手を前回見てみました。ランキングは2019年9月28日時点)
今回は、6位~10位の選手をクローズアップしてみたいと思います!
・6位 小笠原満男 525試合
<年齢別の出場試合数>
イタリア・セリエAのメッシーナに移籍した1年を除いて、鹿島アントラーズで長らく主力として活躍しました。ベテランになるにつれて攻撃的MFからボランチにポジションを移し、強烈なキャプテンシーでチームを牽引し続けました。
・7位 伊東輝悦 517試合
<年齢別の出場試合数>
<年齢別の出場数累計>
上位10選手の中で唯一、Jリーグ元年からJクラブに在籍し、長期間レギュラーとして活躍したので、しばらくは「Jリーグ最多出場といえばテル」という時期が続いていました。
1995年が52試合制だったこともあり21歳の出場数が多いですが、その後も好不調の波の小さいパフォーマンスで清水エスパルスの躍進を支えました。
・8位 山田暢久 501試合
<年齢別の出場試合数>
<年齢別の出場数累計>
ランキング上位10選手のうち、サイドを主戦場にした唯一の選手です。またFIFAワールドドカップ日本代表メンバーに入ったことがないのも唯一となります。サイドだけでなく複数のポジションをハイレベルにこなせることで、30代以降も出場機会を伸ばしました。
・9位 明神智和 497試合
<年齢別の出場試合数>
<年齢別の出場数累計>
若いときから「ベテランのよう」と称された落ち着きあるプレーを見せ、長期間の離脱はしない「鉄人」。
・10位 中村憲剛 455試合
<年齢別の出場試合数>
<年齢別の出場数累計>
大卒で当時J2の川崎フロンターレに加入。J1デビューはプロ3年目でしたが、そこからJ1通算出場数トップ10にランクインするのはすごいですね。