世界のクラブランキング(Global Club Soccer Rankings)を詳しく見てみた!〜各国リーグ傾向編〜

では、アメリカの統計サイト「538(ファイブサーティエイト)」による世界のクラブランキング(Global Club Soccer Rankings)のデータを使い、ランキングの対象となっている国(リーグ)や、国ごとの平均順位や最高順位を見てみました。

今回の記事では、ランキングに使用された独自指標のSPISoccer Power Index)や攻撃・守備指標について見てみようと思います。


<SPI>

世界ランキング_攻撃値

SPIの平均にすると、ドイツ、イングランド、スペイン、イタリア、フランスという序列になります。次に来るのがブラジルではなく、スイス、オーストリア、オランダという国々になります。


<攻撃・守備>

世界ランキング_国別SPI

攻撃スコアの高い順から並べてみました。

イングランド、スペイン、ドイツがトップ3です。

世界ランキング_守備値

続いて守備スコアを並べてみました。

こちらもイングランド、スペイン、ドイツがトップ3です。

世界ランキング_攻守プロット
最後に、横軸に攻撃値、縦軸に守備値の散布図にしてみました。右下の黒い点は、イングランド・スペイン・ドイツ・イタリア・フランスの5大リーグ、真ん中あたりの赤い点はJリーグです。

Jリーグは傾向線よりも少し上にいるので、中立地で平均的なチームと対戦した際に予想される得点数/失点数としては、やや失点多めの予測になるということなのかなと思います。