過去の記事で、2020-2021シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしましたが、協会(国)・クラブごとに直近5シーズンの状況をもう少し掘り下げて見てみたいと思います。
今回は、UEFAカントリーランキング19位のセルビア編です。
※本記事では、UEFAの公式ホームページのデータを使用しています。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグ決勝が終わった、8/26更新のデータです。
UEFAカントリーランキング、クラブランキングの概要は下記の記事をご覧ください。
<2020-2021シーズン開幕時のUEFAカントリーランキング>
<UEFAカントリーランキングの年別ポイント>
2020-21シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングでは、セルビアは19位でした。
11〜20位の10か国の、直近5シーズンのポイント推移を見ると、セルビアは2015-16シーズン、2016-17シーズンは低水準ですが、2017-18シーズン以降は標準以上のポイントを獲得できています。
<2020-2021シーズン開幕時のUEFAクラブランキング>
<UEFAクラブランキングの年別ポイント・順位>
UEFAクラブランキング200位以内にランクインしているセルビアのクラブは、65位・クルベナ・ツベズダと67位・FKパルチザンの2クラブのみです。
200位以内に2クラブしか入っていない国の中で、セルビアの19位は最高位です。
クルベナ・ツベズダは2シーズン連続でCL予選を勝ち抜き、本戦のグループステージまでたどり着いています。ELでもベスト32まで進出しています。FKパルチザンはEL本戦3回、うち1回はベスト32に進出しています。
過去の記事でも書いたのですが、
旧ユーゴスラビア時代のリーグでは、クルベナ・ツベズダ(レッドスター・ベオグラード)、パルチザン・ベオグラード(FKパルチザン)の2クラブ合計で30回の優勝実績があり、全体のほぼ3分の2を占めます。そして2006-07シーズンにセルビアリーグ発足以降、全てのシーズンで2クラブのどちらかが優勝しています。