以前の記事で、J1リーグ通算ゴール上位10選手について年齢別ゴール数・ゴール数累計や、J1平均順位、1試合あたりゴール数、1シーズン平均ゴール数をまとめてみました。
今回は、4位~6位の選手をクローズアップしてみたいと思います!
<4位:前田遼一 154得点>
・年齢別のゴール数
・年齢別のゴール数累計
1シーズン平均8.6ゴール、1試合あたり0.36ゴールは上位10選手の中では最も少ないですが、長い年数コンスタントにゴールを決めたと捉えることもできます。
黄金期から徐々に下降線を辿り、スタイルも試合を支配するパスサッカーから堅守速攻型に変わりゆくジュビロ磐田で、ゴール以外にも献身的なプレーで貢献しました。トップ10選手の中では派手さに欠けますか、太田吉彰選手や駒野友一選手などサイドプレイヤーからのクロスに合わせるシンプルなゴールが多かった印象です。
<5位:マルキーニョス 152得点>
・年齢別のゴール数
・年齢別のゴール数累計
東京ヴェルディ、横浜Fマリノス、ジェフ市原、清水エスパルス、鹿島アントラーズ、ベガルタ仙台(震災後に帰国したため出場は1試合のみ)、再び横浜Fマリノス、ヴィッセル神戸と、クラブが変わりチームメイトも変わる中で結果を出し続けました。
鹿島アントラーズで3連覇に貢献したこともあり、平均順位も5.9位と高いです。
<6位:三浦知良 139得点>
・年齢別のゴール数
・年齢別のゴール数累計
ヴェルディ川崎の黄金期のイメージが強いですが、ヴェルディは1996年から低迷し、その後在籍した京都パープルサンガ、ヴィッセル神戸は例外なく年間2桁順位のため、平均順位は10.8位で10選手中最も低いです。しかもJリーグが開幕したのは27歳の年度(J開幕時は26歳)で、途中でイタリア・ジェノア、クロアチア・ザグレブに海外移籍したにも関わらずトップ10に入りました。
1993~1996年の4シーズンは、途中に海外挑戦していたにも関わらずJリーグで79ゴールを挙げ、創世記のJリーグにおける押しも押されぬスターでした。