過去の記事で、2020-2021シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしましたが、協会(国)・クラブごとに直近5シーズンの状況をもう少し掘り下げて見てみたいと思います。
今回は、UEFAカントリーランキング33位のハンガリー編です。
※本記事では、UEFAの公式ホームページのデータを使用しています。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグ決勝が終わった、8/26更新のデータです。
UEFAカントリーランキング、クラブランキングの概要は下記の記事をご覧ください。
<2020-2021シーズン開幕時のUEFAカントリーランキング>
<UEFAカントリーランキングの年別ポイント>
ハンガリーのナショナルチームは、1950年頃にはマジック・マジャールと呼ばれ、 1938年と1954年のワールドカップでは準優勝している古豪です。
その後は徐々に弱体化し、ワールドカップは1986年大会を最後に本大会に出場できていません。欧州選手権(EURO)も予選敗退が続いていましたが、2016年大会は久々の出場を果たし、ベスト16に進出しました。
そんなハンガリーのクラブチームの最近の状況を、UEFAカントリーランキング・クラブランキングから見てみたいと思います。
2020-21シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングは、ハンガリーは33位でした。
2015-16シーズン以降の3シーズンは1ポイント台でしたが、2018-19シーズンは3.3ポイント、2019-20シーズンは4.5ポイントとなっています。
<2020-2021シーズン開幕時のUEFAクラブランキング>
UEFAクラブランキング200位以内に、2クラブがランクインしています。
122位のMOLフェヘールヴァールFCは、かつてはヴィデオトンFCというクラブ名で、1984-85シーズンにはUEFAカップ準優勝を果たすなどの実績もありますが、MOLヴィディFCと名前を変え、2019年7月1日からは現在のクラブ名となっています。
国内リーグでは常に上位を争う強豪で、2014-15シーズン以降は1位→2位→2位→ 1位→2位→2位と、2位以内にランクインしています。
2018-19シーズンにはEL本戦に出場し、グループステージ3位という成績を残しています。
135位のフェレンツヴァーロシュTCは、直近5シーズンで国内リーグに3回優勝しています。2019-20シーズンにはEL本戦に出場し、グループステージ3位でした。