前回の記事でポルトガルのリスボン、ポルトの特徴について書きましたが、今回はリスボンの観光スポットを回ってみての感想を書いてみました。旅行に行こうとしてる方は、ぜひ参考にしてください。
<リスボン市街>
・サンタ・ジュスタのエレベーター
100年以上前から街の人たちに使われている、丘の高地と低地をつなぐエレベーターです。街の中心地にあります。
人通りが多い場所にあり、ガイドマップでもまず間違いなく紹介されているので、エレベーターに乗る行列は一日中長く、下から上に上がるためには1時間ぐらい待つ可能性があります。
しかし、上から下に降りる行列はガラガラです笑。すぐに乗れて、うまくいけばエレベーターに乗っているのは自分だけという贅沢を味わうこともできます。
上がるのも下がるのも、満喫度はそこまで変わらないと思うので、なぜなのかあまりわからないのですが、高地側から乗ることを激しくオススメします。
・バイシャの広場
ガイドブックに載っているコルメシオ広場、ロシオ広場、フィゲイラ広場は、短時間で回りきることができます。
広場自体がすごいということはないですが、
広場をつなぐアウグスタ通りにお店が並んでいるので、食べ歩きしながら散策できるのと、
大道芸やダンスをしてる人たちがいるので、そのあたりを見ながら、気ままに歩くのが良いと思います。
・ビカのケーブルカー
シアードを歩くと、街中の狭い路地を、黄色の愛らしいデザインのケーブルカーがゆっくりと走っている光景を見ることができます。
ケーブルカーに乗っても乗らなくても、それほど所要時間は変わりませんが、せっかくなので見ておくのが良いと思います。
・トラムに乗る
路線バスに乗って街並みを楽しむのも、リスボン観光の楽しみの一つだと思います。
ビカのケーブルカーの高地側の終点からすぐ近くにバス停があり、そこから街の主要観光地を走る28番のトラムに乗ることができます。
アップダウンが激しい街なので、移動手段としても助かります。
・サンジョルジェ城
アルファマ地方にある城跡です。
お昼時だったので、チケット売り場は多少行列ができていましたが、比較的スムーズに列は進みます。
城跡ですが、城壁に登ったりできて楽しめるのと、なんといっても高地にあるのでリスボンの街を一望できるのが魅力です。
ここからの眺めが、個人的にはリスボンで一番好きです。
・サンタルジア展望台、ポルタス・ド・ソル広場、カテドラル
アルファマ地区でサンジョルジェ城からバイシャに向かって坂を降りて行く途中に立ち寄れます。展望台からは川を広く見渡すことができます。
・カルモ修道院
地震により崩壊し、ほぼ柱しか残ってない修道院。その異様な光景はそれなりにインパクトがあります。
あまり派手な施設ではないのですが、修道院の歴史を紹介するムービーでは、プロジェクションマッピングがふんだんに使われていて、ある意味では光景以上に驚かされます。
・サンペドロ・デ・アルカンタラ展望台、プリンシペレアル公園
リスボンにはたくさん展望台があります。個人的にはそこまでの感動がなかったですが、ここからも景色を楽しむことができます。公園もそこまで広いわけでもないですが、大きな杉の木があります。
<その他>
・リスボン・ベレン地区
ジェロニモス修道院、発見のモニュメント、ベレンの塔があります。川沿いを歩くのが気持ちいいです。
バス停留所の近くにパステラリアがあり、長い行列ができていました。
・シントラ
オプショナルツアーで行ってきました。
シントラは、森の中にカラフルな宮殿が点在している街です。高地なのでリスボンよりも雨が降りやすく、少し涼しいです。
・ロカ岬
こちらもオプショナルツアーで行ってきました。特段何がすごいというわけではないので滞在は30分ぐらいあれば十分ですが、ユーラシア大陸の最果てまで来たんだなー、という気持ちになれます。最西端到達証明書をオーダーすることもできまふ。
・サンタ・アポローニア駅
ポルトに行く電車に乗るために、利用する人も多いのではないでしょうか。リスボン市街と比べて店が少ないので、早めに着いて時間を潰すのにはそんなに向きません。ギリギリまでバイシャやシアードで散策を楽しむのがおススメです。
ちなみにリスボンからポルトに向かう電車は、予定よりも35分遅れで到着しました。よくあることなのかどうかはわかりませんが、到着後の予定は余裕を持たせるのが無難かもしれません。