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今回の記事では、古い歴史を持つスコットランドの2強、セルティックとレンジャーズの国内リーグの順位と優勝回数の推移を見てみたいと思います。

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<リーグ順位推移>

1890-911938-39シーズン

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1946-472020-21シーズン

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<リーグ優勝回数推移>

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100年を超えるスコットランドの歴史の中で、セルティックとレンジャーズのどちらかが、ほとんどのシーズンで優勝しています。

基本的にどの時代もこの2クラブが強いのですが、

セルティックが1965-661973-749連覇、レンジャーズが1988-891996-979連覇していて、

レンジャーズが破産し1部にいない期間が長かった2010年代には、セルティックが2011-122019-209連覇を果たしています。

優勝回数に大きな差はありません。


セルティックは、かつては中村俊輔選手がレジェンド級の活躍を見せ、最近では横浜Fマリノスをリーグ優勝に導いたポステコグルー監督や、古橋亨梧選手、前田大然選手、旗手怜央選手、井手口陽介選手などの日本人選手が加入するなど、日本人にもお馴染みのクラブです。

スコットランドリーグの歴史に、日本人選手がどんな形で名前を刻んでいくのかも楽しみです。

過去の記事で、2020-2021シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしましたが、協会()・クラブごとに直近5シーズンの状況をもう少し掘り下げて見てみたいと思います。

今回は、UEFAカントリーランキング14位のスコットランド編です。


本記事では、UEFAの公式ホームページのデータを使用しています。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグ決勝が終わった、8/26更新のデータです。

https://www.uefa.com

UEFAカントリーランキング、クラブランキングの概要は下記の記事をご覧ください。




<2020-2021シーズン開幕時のUEFAカントリーランキング>

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<UEFAカントリーランキングの年別ポイント>

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2020-21シーズンのスコットランドのUEFAカントリーランキングは、14位でした。

615位の直近5シーズンの獲得ポイントを見ると、3.0ポイントだった2015-16から徐々に右肩上がりで、2019-209.8ポイントを獲得しています。


<2020-2021シーズン開幕時のUEFAクラブランキング>

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<UEFAクラブランキングの年別ポイント・順位>

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46位のセルティックは、国内では2011-12シーズンから9連覇中と無敵です。ヨーロッパでは直近5シーズンでELベスト323シーズンと、まずまずの成績を残しています。

中村俊輔が所属していた頃に、2006-072007-08CLでベスト16まで勝ち進みましたが、これはセルティックのCLでの最高成績です。セルティックサポーターにとって中村俊輔が今も愛されてるのは、納得できますね。

94位のグラスゴー・レンジャーズは、セルティックと並ぶ強豪クラブですが、2012年に破産し4部から再スタートしており、トップリーグに戻ってきたのは2016-17シーズンです。トップリーグでは優勝まではいかないまでも23位とやはり強く、2019-20シーズンはELでもベスト16に進出しました。

177位のアバディーンは、国内リーグでは24位をキープする強豪クラブですが、ヨーロッパの舞台では結果を残せていません。

189193位の5クラブはカントリーポイントによるランクインです。


レンジャーズの復活により、ヨーロッパの大会での活躍が期待できるクラブが増えたので、今後はUEFAカントリーランキングも少し上昇するかもしれません。

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