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前回の記事では、ドイツのブンデスリーガのうち、バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント、ボルシア・メルヘングラートバッハ(MG)3クラブについて、

ブンデスリーガが創設された1963-64シーズンから2020-2021シーズンの順位推移を見てみました。

今回の記事では、シャルケ04、フランクフルト、レバークーゼンの3クラブの順位推移を見てみたいと思います。


<3クラブのブンデスリーガの順位推移>

3クラブのリーグ順位の推移を表にしてみました。

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シャルケは、実はブンデスリーガ優勝経験がありません。内田篤人さんが活躍していた2000年代に2位になるシーズンが何度かあり、チャンピオンズリーグでもベスト4に入るなど存在感を示していたので、少し意外です。


フランクフルトは、長谷部誠選手や鎌田大地選手など日本人選手が活躍していて、日本人にとって馴染み深いクラブですよね。

1980年代後半〜1990年代前半に最も安定して強い時期がありますが、ブンデスリーガ優勝経験はなく、2部で過ごすシーズンもちらほらあります。


レバークーゼンは、1979-80シーズンにブンデスリーガ初参戦してからは一度も降格せずに1部で戦い続けています。1990年代頃からは安定して上位に入っていますが、ブンデスリーガ優勝は達成できていません。

今回の記事では、ドイツのブンデスリーガのうち、バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント、ボルシア・メルヘングラートバッハ(MG)3クラブについて、

ブンデスリーガが創設された1963-64シーズンから2020-2021シーズンの順位推移を見てみようと思います。


<3クラブのブンデスリーガの順位推移>

3クラブのリーグ順位の推移を表にしてみました。

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<3クラブのブンデスリーガの優勝回数>

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バイエルンは、ブンデスリーガ創設時の参加クラブには選ばれなかったものの、1965-66シーズンの参加初年度にいきなり3位となり、1968-69シーズンの初優勝以降は圧倒的な強さを誇ります。

30回のリーグ優勝回数は、他を寄せ付けません。


ボルシア・ドルトムントは、2010年代はバイエルンの対抗馬の位置付けですが、常にその地位を維持していたわけではありません。1994-95シーズンが初優勝とあまり早くなく、その後も中位を彷徨う期間も長いです。リーグ優勝回数は5回です。


ボルシアMGは、1970年代に黄金時代を築き、5回のリーグ制覇を果たしています。以降は徐々に下降していき2部で過ごすシーズンもありましたが、2010年代に入ってからは徐々に1部でも上位にランクインするようになってきています。

前回の記事では、2021-2022シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)本戦に出場する32クラブの、シーズン開幕時のUEFAクラブランキングを見てみました。

今回は、ヨーロッパリーグ(EL)本戦出場32クラブの、UEFAクラブランキングを見てみます。


ELは、CLと比べて本戦出場クラブのランキングにバラつきがあります。

19位・リヨン(フランス)20位・ナポリ(イタリア)25位・レバークーゼン(ドイツ)のようなランキング上位のクラブもあれば、

シュトルム・グラーツ(オーストリア)やブレンビー(デンマーク)のような160位前後のクラブもあります。


<グループごとの序列>

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グループごとに、UEFAクラブランキングをプロットしてみました。

見づらくて恐縮ですが、縦軸はランキングなので、下に行くほどランキング上位となります。


ランキングの順位的には、グループEやグループH4クラブとも近く、拮抗していると言えそうです。クラブの顔ぶれを見ても、決勝ラウンドに勝ち進むクラブを予想するのが難しそうです。

グループF3クラブがかなり近い順位にあります。


CLと比べて絶対的な存在がいないグループが多いので、ELは拮抗した戦いを数多く楽しめそうですね。

今回は、2021-2022シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)本戦に出場する32クラブの、シーズン開幕時のUEFAクラブランキングを見てみたいと思います。


CLは、ランキング上位のクラブが毎シーズン出場する傾向にあります。

ランキング32位までのうち25クラブが出場します。

32位以内でCLに出場できない7クラブのうち、

19位・リヨン(フランス)20位・ナポリ(イタリア)25位・レバークーゼン(ドイツ)3クラブは、ヨーロッパリーグ(EL)に出場します。

10位・アーセナル(イングランド)13位・ローマ(イタリア)15位・トットナム(イングランド)29位・バーゼル(スイス)4クラブは、前シーズンに国内で不振だった影響などにより、CLELともに本戦出場とはなりませんでした。


一方、33位以下でCL本戦出場を果たしたのは下記の7クラブです。

41位・クラブ・ブルッヘ(ベルギー)

42位・ヤングボーイズ(スイス)

53位・ACミラン(イタリア)

88位・マルメFF(スウェーデン)

103位・ヴォルフスブルク(ドイツ)

108位・FCシェリフ・ティラスポリ(モルドバ)

109位・リール(フランス)


特に108位のFCシェリフ・ティラスポリは、モルドバのクラブとして初めてのCL本戦出場となります。まさに快挙ですね!


<グループごとの序列>

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グループステージごとに、UEFAクラブランキングをプロットしてみました。

見づらくて恐縮ですが、縦軸はランキングなので、下に行くほどランキング上位となります。


グループCは、4クラブの順位が最も拮抗しています。ボルシア・ドルトムントとアヤックスがネームバリュー的にもリードしていますが、ベシクタシュ(トルコ)とスポルティングCP(ポルトガル)も侮れません。

グループAやグループBは、4クラブ中3クラブの順位が拮抗しています。グループAのライプツィヒ(ドイツ)、グループBのポルト(ポルトガル)は、CL優勝候補にあがるライバルを上回れるでしょうか。

グループGは、22弱がハッキリとしていますが、セビージャ(スペイン)とザルツブルク(オーストリア)、ヴォルフスブルク(ドイツ)とリール(フランス)にそこまで大きな差がある印象はなく、ランキング上位といえど安泰とは言えません。クラブランキングはあくまでも目安なのだなと改めて感じます。


クラブランキングは直近5シーズンのヨーロッパでの実績を表していますので、その序列も頭に入れつつ、今シーズンもCLを楽しみましょう!

前回までの記事で、2021-2022シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしました。

今回はUEFAクラブランキング200位以内に入ったクラブ数を、各国・協会ごとに見てみたいと思います。


本記事では、UEFAの公式ホームページの8/14時点のデータを使用しました。

https://www.uefa.com

UEFAランキングの概要はコチラの記事にてご確認ください。

※UEFAクラブランキングの記事はコチラ


それでは、ランキングデータを見てみます。

<UEFAクラブランキング200位以内の国・協会別クラブ数>

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協会()のポイントが高い場合は、クラブ別ポイントではなく協会()のポイントが適用されるので、上位リーグのクラブ数は多くなる傾向があ理ます。

イングランド・スペイン・ドイツ・イタリア・フランスの上位5カ国合計で59クラブが200位以内に入っているため、全体の30%を占めていることになります。

カントリーランキング13位のトルコは200位以内に11クラブがランクインしており、上位5カ国並みの多さとなります。(一方で1クラブあたりの獲得ポイントは小さいということになりますが)

15位のキプロスは3クラブ、16位のセルビアは2クラブのみで、限られたクラブがUEFA主催大会で安定的に結果を残していることになります。

中位に目を向けると、25位のルーマニアは4クラブがランクインしており、カントリーランキングの位置付けに対してランクインしたクラブ数が多い結果となりました。


<UEFAクラブランキング200位以内の国・協会別クラブ数(前年変化)>

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このグラフからわかるのは、前シーズン開幕時と今シーズン開幕時で、各国・協会のランクインしているクラブ数には大きな変化がないということでしょう。

比較的変化が大きかったのは、2クラブ増えたトルコと、2クラブずつ減ったデンマーク、スイスです。

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