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過去の記事で、2021-2022シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージを振り返りましたが、今回は決勝ラウンド進出クラブについて、開幕時のUEFAランキングと比較しながら傾向を見てみようと思います。


表をタップすると拡大表示されます

2021-22シーズン開幕時のUEFAランキング記事は、こちらからご確認いただけます。




<国別(協会別)EL本戦出場クラブ数・決勝ラウンド進出クラブ数>

黄緑:本戦出場クラブ数、青:決勝ラウンド進出クラブ数

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チャンピオンズリーグのグループステージで3位のクラブが、ヨーロッパリーグのグループステージ2位のクラブと、決勝ラウンド進出をかけてプレーオフを戦っているため、

スペインやドイツなど、本戦進出クラブよりも決勝ラウンド進出クラブの方が多い国があります。

UEFAカントリーランキング6位までの国から、12クラブが進出しており、ELとはいえ相当ハイレベルな決勝ラウンドが楽しめそうです。


<EL本戦出場・決勝ラウンド進出クラブの、UEFAクラブランキング分布>

黄緑:本戦出場クラブ、青:決勝ラウンド進出クラブ

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10位以内の1クラブは、バルセロナです。

ELでは別格な気もしますが、1120位以内、2130位以内からも3クラブが決勝ラウンドに進出しています。

2/15(日本時間の2/16)から、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝ラウンドが始まりますね。

過去の記事で2021-2022シーズンのCLグループステージを振り返りましたが、今回は決勝ラウンド進出クラブについて、開幕時のUEFAランキングと比較しながら傾向を見てみようと思います。

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2021-22シーズン開幕時のUEFAランキング記事は、こちらからご確認いただけます。




<国別(協会別)CL本戦出場クラブ数・決勝ラウンド進出クラブ数>

オレンジ:本戦出場クラブ数、青:決勝ラウンド進出クラブ数

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イングランドは出場4クラブ全てが、決勝ラウンド進出を果たしています。フランス(パリSGとリール)、オランダ(アヤックス)とオーストリア(ザルツブルク)も、敗退クラブが出ていません。

イタリアは4クラブ中2クラブ(ユベントス、インテル)、ドイツは4クラブ中1クラブ(バイエルン)の決勝ラウンド進出にとどまっており、やや苦戦していると言えます。


<CL本戦出場・決勝ラウンド進出クラブの、UEFAクラブランキング分布>

オレンジ:本戦出場クラブ、青:決勝ラウンド進出クラブ

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10位以内から9クラブ、1120位から6クラブ、2130位から8クラブが本戦出場しており、全体の70%以上を占めています。

そんな中、10位以内のクラブは、バルセロナを除く8クラブが決勝ラウンドに進出しており、格の違いを感じさせます。フランスのリールは100位以下ながら決勝ラウンド進出を果たしており、ダークホースとして楽しみです。

2021-2022シーズンから、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)UEFAヨーロッパリーグ (EL)に次ぐ位置付けの大会として、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)が創設されました。


前回の記事では、CLELUECLのレベル感の違いをつかむために、国・協会別に各大会の本戦出場クラブ数を集計してみました。

今回は、各大会の本戦出場クラブのUEFAクラブランキングを比較してみました。

10位以内、11〜20位以内…というように、10位単位で分類し、クラブ数を集計しています。

2021-22シーズン開幕時のUEFAランキングを使用しています。

表をクリックすると拡大表示できます。


<CLELUECL本戦出場クラブの、UEFAクラブランキング分布>

(オレンジ:CL、黄緑:EL、水色:UECL)

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大会により、本戦出場クラブのランキングの傾向が異なることが一目瞭然です。


<CL本戦出場クラブの、UEFAクラブランキング分布>

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CLは、10位以内から9クラブ、11〜20位から6クラブ、21〜30位から8クラブが本戦出場しており、全体の70%以上を占めています。

まさに「ビッグクラブのための大会」という感じですね。


<EL本戦出場クラブの、UEFAクラブランキング分布>

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51〜60位が7クラブと最も多いです。

60位以内のクラブが約半数、100位以内のクラブが大半、という構図となっています。


<UECL本戦出場クラブの、UEFAクラブランキング分布>

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非常に広範囲に分布していますが、61〜70位の5クラブ、201位以下の8クラブが多いです。

100位以内と101位以上が半数ずつとなっており、CLや ELとは明確に参加しているクラブのレベル感が異なります。

ELのグループステージ3位のクラブは、UECLのグループステージ2位のクラブと、UECL決勝ラウンド進出をかけてプレーオフを戦うので、

どういった展開になるのか注目です。


2021-2022シーズンから、UEFA主催の国際大会にUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)が創設されました。


UECLの概要は、

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)UEFAヨーロッパリーグ (EL)に次ぐ、UEFA主催の第3階層のレベルの大会という位置付け。

・グループステージ出場クラブは32クラブ。グループステージの1位はラウンド16進出が決定。2位とUELのグループステージ3位のクラブがラウンド16進出決定戦を戦い、その勝者もラウンド16に進出。

UECL優勝クラブは翌年度のELのグループステージ出場権を得る。

となります。


今回は、CLELUECLのレベル感の違いをつかむために、国・協会別に各大会の本戦出場クラブ数を集計してみました。

いずれのグラフも、2021-22シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングの順番に国・協会を並べています。

表をクリックすると拡大表示できます。


<国別(協会別)CLELUECL本戦出場クラブ数>

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(オレンジ:CL、黄緑:EL、水色:UECL)

3大会トータルの出場クラブ数は、当然ですがランキングが上位の国・協会ほど多くなります。

14位のデンマークまでは4クラブ以上が出場する国・協会も少なくありませんが、15位キプロスあたりからは12クラブの出場となり、33位リヒテンシュタインあたりからは出場クラブがゼロということも珍しくなくなります。


<国別(協会別)CL本戦出場クラブ数>

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イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス、ポルトガルの上位6か国から、22クラブ(68%)が本戦進出しています。

モルドバのシェリフは、出場自体が快挙と言えます。


<国別(協会別EL本戦出場クラブ数>

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20位ギリシャまで、12クラブがまんべんなく本戦進出してます。


<国別(協会別)UECL本戦出場クラブ数>

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7位オランダが3クラブと最多で、30位ぐらいまでの国・協会からまんべんなく本戦進出しています。

下位のアルメニア、フィンランド、ジブラルタル、エストニアのクラブも、本戦進出を果たしています。

2021-2022シーズン開幕時、EL本戦のグループステージ3節終了後に、開幕時のUEFAランキングと比較しながら各グループを展望しましたが、グループステージが終了した今、改めて振り返ってみようと思います。

今回は、グループE〜グループHについて見てみます。


2021-22シーズン開幕時のUEFAランキング記事は、こちらからご確認いただけます。



<Group E>

UEFAランキングが最も下位のガラタサライが、他3クラブをおさえて首位通過を決めています。

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<Group F>

UEFAランキングで上位のレッドスターとブラガが2位以内を決めました。

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<Group G >

セルティックは日本代表の古橋亨梧選手が活躍しましたが、残念ながらEL決勝ラウンド進出はなりませんでした。

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<Group H>

UEFAランキングでは3番手だったウェストハムが首位通過し、最上位のディナモ・ザグレブも2位通過を果たしました。

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