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前回までの記事で、2022-23シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしました。

今回はUEFAクラブランキング200位以内に入ったクラブ数を、各国・協会ごとに見てみたいと思います。


本記事では、UEFAの公式ホームページの8/29時点のデータを使用しました。

https://www.uefa.com

UEFAランキングの概要はコチラの記事にてご確認ください。

UEFAクラブランキングの記事はコチラ


それでは、ランキングデータを見てみます。

<UEFAクラブランキング200位以内の国・協会別クラブ数>

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協会()のポイントが高い場合は、クラブ別ポイントではなく協会()のポイントが適用されるので、上位リーグのクラブ数は多くなる傾向があ理ます。

上位10か国の多くが10クラブ以上がランクインしている中、3位のイタリアは8クラブのみで限られたクラブがUEFA主催大会で安定的に結果を残していることになります。7位のオランダ、9位のスコットランドはともに7クラブで、イタリアと同じ傾向にあります。


<UEFAクラブランキング200位以内の国・協会別クラブ数(前年変化)>

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昨シーズンは大きな変化がなかったのですが、今シーズンはセルビアの大幅増(+6クラブ)とトルコの大幅減(-6クラブ)が目立ちます。

セルビアはカントリーランキングが16→11位に上がり、36位のクルベナ・ツベズダと67位のFKパルチザン以外の6クラブがカントリーポイントにより200位以内にランクインしました。

トルコはカントリーランキングが13→20位に下がり、2020-2021シーズンにカントリーポイントで200位以内に入っていたクラブなどが圏外となってしまいました。

前回の記事で、2022-2023シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキングをチェックしましたが、今回はUEFAクラブランキングを見てみたいと思います。


本記事では、UEFAの公式ホームページの8/29時点のデータを使用しました。

https://www.uefa.com


UEFAカントリーランキングの記事はコチラ

 UEFAランキング200位以内の国・協会別クラブ数の記事はコチラ


では、クラブランキングを見ていきます。

<2022-2023UEFAクラブランキング>

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:スペイン、赤:イングランド、黒:ドイツ、水色:イタリア、青:フランス、白:

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まずは上位50位のポイントを並べてみました。

トップ31位・バイエルン(ドイツ)2位・リバプール(イングランド)3位・マンチェスター・シティ(イングランド)となりました。2021-2022開幕時は9位だったリバプールが2位にジャンプアップしています。トップ10の内訳は、イングランドが4クラブ、スペインが3クラブ、ドイツ、イタリア、フランスが1クラブずつでした。


<UEFAクラブランキング(2021-2022シーズン開幕時からの変化)>

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上位では、先述のリバプール(イングランド)以外にもチェルシーの+6(11→5)とライプツィヒ(ドイツ)+8位が目立ちます。ちなみに前期もチェルシーは16→11位で+5位、ライプツィヒは31→21位で+10位でした。

その他、フランクフルト(ドイツ)+23(49→26)、フェイエノールト(オランダ)+26(68→42)、レンヌ(フランス)+38(87→49)も大きくランクアップしています。


<2021-2022シーズンの獲得ポイント>

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上位50クラブの前シーズンの獲得ポイントを並べてみました。各大会で活躍したクラブがポイントを積み上げています。最も多くのポイントを獲得したのは、CL優勝のレアル・マドリードではなく準優勝のリバプールでした。


<2021-2022シーズン獲得ポイントと20120-2021シーズン獲得ポイントの差>

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上位50クラブの、直近2シーズンの獲得ポイントの差を見てみました。

2020-2021シーズンに0ポイントだった20位リヨン(フランス)+2126位フランクフルトが+2842位フェイエノールトは4→24ポイントで+20となりました。一方で17位アーセナル(イングランド)UEFA主催大会に出場できなかったちめ-23ポイントでした。


次回の記事では、UEFAクラブランキング200位以内に入ったクラブ数を、各国・協会ごとに見てみたいと思います。

今年もヨーロッパ各国リーグの2022-2023シーズンが開幕し、チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、カンファレンスリーグ(UECL)の本戦出場クラブのグループステージの組み分けも決まりました。

今回は、2022-23シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、UEFAクラブランキングをチェックしたいと思います。

今回の記事では、UEFAカントリーランキングについて掘り下げます。


本記事では、UEFAの公式ホームページの8/24時点のデータを使用しました。

https://www.uefa.com


また、UEFAランキングがどういうものなのかを確認してみましょう。

UEFAランキングは、UEFA(欧州サッカー協会)が主催するクラブの国際大会における過去5シーズンの各国クラブの成績に基づいて算出されるランキングです。

UEFAカントリーランキングは、協会()別の成績に基づいてポイント算出されたランキングです。各国からCLELUECLといった国際大会に参加できるクラブの枠数を決定するために使用されます。


UEFAクラブランキングの記事はコチラ

 UEFAランキング200位以内の国・協会別クラブ数の記事はコチラ


それでは、ランキングデータを見てみます。

<2022-2023UEFAカントリーランキング>

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ポイントをグラフに並べてみました。

上位5か国のリーグをまとめて「5大リーグ」とも言われますが、1位・イングランドと2位・スペインが約100pt3位・イタリアと4位・ドイツが約75pt5位・フランスが60ptなので、5か国には実績に開きがあります。8位・オーストリア以降は団子状態です。


<UEFAカントリーランキング(2021-2022シーズン開幕時からの変化)>

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今シーズンと前シーズンの順位の変動を見てみました。

8位以降は団子状態なので、10位台でもプラスマイナス5位程度の変動が起きています。30位以降ではCL本線でシェリフが活躍したモルドバが45位から33位にランクアップするなど、変動幅はより大きくなる傾向があります。


<2021-2022シーズンの獲得ポイント>

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2021-2022シーズンのみの獲得ポイントを並べてみました。

昨シーズンはオランダが、イングランドに次ぐ2位のポイントを獲得していました。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグでの活躍が影響しています。上位層の中では情勢不安のロシアとウクライナが低調でした。


<2021-2022シーズン獲得ポイントと2020-2021シーズン獲得ポイントの差>

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直近2シーズンの獲得ポイントの差を見てみました。フランスとオランダが大きく伸ばしたことがわかります。2021-2022シーズンのフランスは、CLELUECLそれぞれで2クラブずつ決勝ラウンドに進出し、グループラウンドで敗退したクラブがないという安定ぶりでした。オランダはCL1クラブ、UECL4クラブが決勝ラウンドに進出し、フェイエノールトがUECL準優勝しています。


国レベルでの傾向がわかったところで、次回はUEFAクラブランキングについて見てみようと思います。

今までlifetravelfootballでは、UEFAカントリーランキングやクラブランキングなどのデータを見ながら、主にクラブチームのレベルを見てきました。今回は、ヨーロッパにおけるナショナルチームの強さと、その国のリーグの強さの関わりが気になったので、調べてみました。


ナショナルチームのFIFAランキングは、20201210日時点のランキングを使用しました。下記サイトのを使用しています。

https://fifaranking.net/ranking/


UEFAカントリーランキングは、UEFAの公式ホームページのデータを使用しています。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグ決勝が終わった、8/26更新のデータです。

https://www.uefa.com


2020-21シーズン開幕時点に傾向を調べた記事も、よろしければお読みください。


<ナショナルチームのFIFAランキングと、UEFAカントリーランキングのプロット>

さて、ここからが本題です。

縦軸にはナショナルチームのFIFAランキングを、ヨーロッパの国のみに絞って順位付したもの、横軸にはUEFAカントリーランキングを置き、プロットしてみました。

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左下は、ナショナルチーム、自国リーグともにレベルが高いゾーンです。スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランスなどはここに位置付けされます。

このゾーンだけで見ると、クロアチアやポーランドなどは、ナショナルチームのレベルは高いものの自国リーグのレベルは高くなく、有力な選手が他国の強豪リーグで活躍している状況がイメージされます。

一方でロシアは、自国リーグのレベルは高いもののナショナルチームのレベルはそこまでではなく、優秀な選手を自国リーグに招き入れている流れがイメージできます。


左上は、ナショナルチームのレベルは低く、自国リーグのレベルは高いというゾーンです。ここにポツンと位置するのは、APOELUEFA主催大会での奮闘が目立つキプロスです。

右下は、ナショナルチームのレベルは高く、自国リーグのレベルは低いゾーンです。このゾーンにはウェールズ、アイルランド、北アイルランドが位置付けされていて、優秀な選手はイングランドのプレミアリーグや下位リーグに挑戦していることが読み取れます。


※各国のFIFAランキング、UEFAカントリーランキング一覧

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過去の記事で、2020-2021シーズン開幕時点の最新のUEFAカントリーランキング、クラブランキングをチェックしましたが、協会()・クラブごとに直近5シーズンの状況をもう少し掘り下げて見てみたいと思います。

今回は、UEFAカントリーランキング35位のリトアニア編です。


本記事では、UEFAの公式ホームページのデータを使用しています。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグ決勝が終わった、8/26更新のデータです。

https://www.uefa.com

UEFAカントリーランキング、クラブランキングの概要は下記の記事をご覧ください。




<2020-2021シーズン開幕時のUEFAカントリーランキング>

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<UEFAカントリーランキングの年別ポイント>

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リトアニアは、エストニア、ラトビアとともにバルト三国と呼ばれており、かつては旧ソ連の構成共和国の1つでしたが、1990年に独立をはたしています。

ナショナルチームは、ワールドカップ、欧州選手権(EURO)ともに本大会出場経験はありません。


そんなリトアニアの2020-21シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングは、35位でした。

直近5シーズンでは、2018-19シーズンの2.6ポイントが最高、2016-17シーズンの0.5ポイントが最低でした。


<2020-2021シーズン開幕時のUEFAクラブランキング>

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UEFAクラブランキング200位以内に、2クラブがランクインしています。

169位のFKスードゥヴァは、国内リーグで201720193連覇しており、直近5シーズンでELプレーオフ3度と、本戦まであと一歩という状況が続いています。


181位のFKジャルギリスは、国内リーグで2015シーズンからの5シーズンのうち2回優勝、3回が2位と、安定した成績を残しています。ELでは予選敗退が続いていますが、2018-19シーズンには予選1回戦から3回戦まで勝ち進むなどの結果を残しました。

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