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過去の記事で、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)UEFAヨーロッパリーグ (EL)UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)UEFA主催3大会について、

国・協会別に各大会の本戦出場クラブ数と、

本戦出場クラブのUEFAクラブランキングを比較してみました。

今回は、3大会の決勝ラウンド進出を同じように見てみたいと思います。


※本戦出場クラブの傾向についての記事はコチラです。


いずれのグラフも、2021-22シーズン開幕時のUEFAカントリーランキングの順番に国・協会を並べています。

表をクリックすると拡大表示できます。


<国別(協会別)CLELUECL出場クラブ数>

(オレンジ:CL、黄緑:EL、水色:UECL)

・本戦出場クラブ

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・決勝ラウンド進出クラブ


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UEFAカントリーランキングが上位の国ほど本戦出場クラブが多い、という傾向は出ていましたが、

決勝ラウンド進出は、より傾向が顕著になり、7位オランダまでに集中していると言えます。


<CLELUECL出場クラブの、UEFAクラブランキング分布>

(オレンジ:CL、黄緑:EL、水色:UECL)

・本戦出場クラブ

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・決勝ラウンド進出クラブ

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10位以内、1120位以内というように、10位単位で分類し、クラブ数を集計しています。

100位以降でもUECLを中心に本戦出場していましたが、決勝ラウンド進出はCLELUECLともに概ね100位以内のクラブとなっています。

ただ、決勝ラウンド進出クラブのボリュームゾーンは、CL10位以内、EL1150位、UECL5190位と、大会ごとにだいぶ異なります。

2021-2022シーズンから新設されたUEFAカンファレンスリーグ(UECL)の決勝ラウンド進出クラブについて、開幕時のUEFAランキングと比較しながら傾向を見てみようと思います。


表をタップすると拡大表示されます

 2021-22シーズン開幕時のUEFAランキング記事は、こちらからご確認いただけます。




<国別(協会別)UECL本戦出場クラブ数・決勝ラウンド進出クラブ数>

オレンジ:本戦出場クラブ数、青:決勝ラウンド進出クラブ数

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ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ3位のクラブが、UECL決勝ラウンド進出をかけてプレーオフを戦っているため、

フランスやオランダは、本戦進出クラブよりも決勝ラウンド進出クラブの方が多くなっています。

オランダは、UECLのグループステージ参加3クラブが全て勝ち残り、EL3位のPSVがプレーオフで勝利したため、4クラブが決勝ラウンドに進出します。


<UECL本戦出場・決勝ラウンド進出クラブの、UEFAクラブランキング分布>

オレンジ:本戦出場クラブ、青:決勝ラウンド進出クラブ

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チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグとは傾向が異なり、5160位の3クラブ、6170位の4クラブがボリュームゾーンです。

決勝ラウンドでは、UEFAクラブランキング上位のクラブが勝ち残っていくのか、そこまで上位ではないクラブが勝ち残っていくのか、注目していきたいと思います。

過去の記事で、2021-2022シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージを振り返りましたが、今回は決勝ラウンド進出クラブについて、開幕時のUEFAランキングと比較しながら傾向を見てみようと思います。


表をタップすると拡大表示されます

2021-22シーズン開幕時のUEFAランキング記事は、こちらからご確認いただけます。




<国別(協会別)EL本戦出場クラブ数・決勝ラウンド進出クラブ数>

黄緑:本戦出場クラブ数、青:決勝ラウンド進出クラブ数

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チャンピオンズリーグのグループステージで3位のクラブが、ヨーロッパリーグのグループステージ2位のクラブと、決勝ラウンド進出をかけてプレーオフを戦っているため、

スペインやドイツなど、本戦進出クラブよりも決勝ラウンド進出クラブの方が多い国があります。

UEFAカントリーランキング6位までの国から、12クラブが進出しており、ELとはいえ相当ハイレベルな決勝ラウンドが楽しめそうです。


<EL本戦出場・決勝ラウンド進出クラブの、UEFAクラブランキング分布>

黄緑:本戦出場クラブ、青:決勝ラウンド進出クラブ

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10位以内の1クラブは、バルセロナです。

ELでは別格な気もしますが、1120位以内、2130位以内からも3クラブが決勝ラウンドに進出しています。

2021-2022シーズン開幕時、EL本戦のグループステージ3節終了後に、開幕時のUEFAランキングと比較しながら各グループを展望しましたが、グループステージが終了した今、改めて振り返ってみようと思います。

今回は、グループE〜グループHについて見てみます。


2021-22シーズン開幕時のUEFAランキング記事は、こちらからご確認いただけます。



<Group E>

UEFAランキングが最も下位のガラタサライが、他3クラブをおさえて首位通過を決めています。

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<Group F>

UEFAランキングで上位のレッドスターとブラガが2位以内を決めました。

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<Group G >

セルティックは日本代表の古橋亨梧選手が活躍しましたが、残念ながらEL決勝ラウンド進出はなりませんでした。

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<Group H>

UEFAランキングでは3番手だったウェストハムが首位通過し、最上位のディナモ・ザグレブも2位通過を果たしました。

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2021-2022シーズン開幕時、EL本戦のグループステージ3節終了後に、開幕時のUEFAランキングと比較しながら各グループを展望しましたが、グループステージが終了した今、改めて振り返ってみようと思います。

今回は、グループA〜グループDについて見てみます。


2021-22シーズン開幕時のUEFAランキング記事は、こちらからご確認いただけます。



<Group A>

レンジャーズがスパルタ・プラハとの2位争いを制し、UEFAランキングに連動した結果となりました。

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<Group B>

モナコが首位、オーストリアのシュトルム・グラーツは早々に敗退決定し、概ねUEFAランキングの順位通りの結果となりました。

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<Group C>

混戦を抜け出したのはスパルタク・モスクワとナポリ。レスターは敗退となりました。

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<Group D>

UEFAランキング上位のフランクフルト、オリンピアコスが早い段階からリードし、そのままグループステージ突破を決めました。

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次回は、グループE〜グループHを見てみます。

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